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Channel: 白文鳥ピピme物語
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私の『マルハ・アクリ社の冷凍食品事故原因は株価操作説』

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今回の食品大手マルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」の冷凍食品事故に関しての企業側の対応が私には腑に落ちない。

これは何か裏にあると思い、独善と偏見なる自説を述べる。

尚、私は各分野では素人であるから、その前提で拝読して頂けましたら仕合わせと存じます。ヽ(´▽`)/

私の唱える説は三つ。

(1)パッケージ説
(2)インサイダー説
(3)上場廃止の為の茶番説

以下、順番に自説を述べる。

(1)パッケージ説

私は下記の二つのニュースを観て、これはパッケージ(包装紙)と化学調味料などの添加物とが化学反応を起こした結果ではないかと素人ながら思いましたよ。

と言うのは、

① 包装直前の製品は臭いや目視で確認しており、異常は報告されていない。

② 製品は品目ごとに一日五回、抜き出してサンプル保存。
  異常は確認されていない。

③ コロッケの場合、中身からではなく、表皮である衣から農薬「マラチオン」が検出されたこと。尚、他の冷凍食品の場合、表皮となる衣の部分はない。

④ 農薬などが混入されたとされる冷凍食品は一種類ではなく、多岐に亘る。


つまり、表皮で問題が発生したからこそ、何者かが冷凍食品の包装直前に農薬「マラチオン」を混入させたとの仮説が成り立っている。

他方、パッケージ(包装紙)に関しては何等追求されていない。

問題が起きた数百ある冷凍食品のパッケージのロットは同じか?別かは追求されていない。

冷凍食品をパッケージに装填する時の冷凍食品の温度は何度か?

            ◆       ◆       ◆

結論から言おう。

パッケージは、化学物質で出来ている。
コロッケの表皮の衣にも何等かの添加物がある。

『冷凍食品をパッケージに装填してから冷凍するまでの短時間にパッケージとの化学反応が起き、農薬「マラチオン」と似た成分が出来た』

例えば、パッケージに原因があるとするならば、

問題の発生したパッケージのロットと、問題のない従来のパッケージのロットで使用した化学薬品とが違ったか、又は配合量が違ったか、又はパッケージ内部のコーキングの厚さが違ったかである。

他方、冷凍する食品側に問題があったとするならば、

問題のないロットで今まで使用してきた添加物を、別のメーカーに変えたか、それとも添加量が違ったか、或いは新たな添加物を使ったかである。

添加物に問題が無いとするならば、パッケージに装填する時の食品の温度が、マニュアルより数度以上高かった場合、化学反応が起き易い。

それでも問題が無かったとするならば、残るは海外から輸入された原料にある。

原材料の原産国は米国や豪州、中国、チリなど複数に亘るにも拘わらず、原材料の仕入れ業者数さえ「現時点で確認できない」のが現状と言うほど、原材料管理はズボラである。

例えば、日本の検査をすり抜けるために、検査に反応しない薬品を加え、検査をパスし、冷凍食品に混入されたが、パッケージの内側と化学反応を起こし、農薬「マラチオン」の成分のようなものが生成された。


それぞれ検出された物質や濃度が一定していない原因は調査する機関、調査方法の違いや、機械的に攪拌されていない故、化学反応が一定でないからである。



(参考)添加物
着色料、保存料、化学調味料、人工(天然)甘味料、酸味料、酸化防止剤、乳酸発酵調味料など十数種ぐらいの添加物。


          ◇       ◇       ◇

(参考)

下記の論述は常識なのですが、改めて掲載します。

The January/February, 1990, Nutrition Action Newsletter reported on the leakage of numerous toxic chemicals from the "heat-susceptor" packaging of common microwavable foods, including pizzas, chips and popcorn.

1990年1月/2月、栄養アクション・ニュースレターは、ピザ、チップやポップコーンなどの一般的な電子レンジ食品の「ヒートサセブター(熱支持台)」パッケージングから多数の有毒化学物質の漏出について報告しました。


At the high temperatures achieved in this process, the chemicals in the plastic migrate from the susceptors into your food.

このプロセスで高温になると、プラスチック中の化学薬品はパッケージから食品の中へ移動します。

The chemicals include polyethylene terpthalate (PET), a petroleum derived product), and other known or suspected carcinogens, such as benzene, toluene and xylene.

この化学薬品はポリエチレンterpthalate(PET)、石油を派生した製品、ベンゼントルエンおよびキシレンのような、他の既知の発癌物質あるいは疑わしい発癌物質を含んでいる。

Haldimann (2007) also found increased concentration of antimony (which in small doses can cause headaches, dizziness and depression), as a result of cooking with polyethylene terephthalate (PET) oven-proof trays (used to package ready-to-eat meals).

Haldimann(2007)は、さらにポリエチレン・テレフタレート(インスタント食品をパッケージにするために使用された)(PET)で耐オーブン性のトレーを料理した結果、アンチモニー(それは低用量に頭痛、めまいおよび低下を引き起こす場合がある)の濃度の増加を見つけた。

It is not recommended that food containing fat in a plastic container should be heated in a microwave oven.

プラスティック容器に脂肪を含んでいる食物が電子レンジの中で加熱することは勧められません。

The combination of fat, high heat and plastics releases dioxins (a known carcinogen) and other toxins into the food.

脂肪、高熱およびプラスチックのコンビネーションは、食品の中へダイオキシン(既知の発癌物質)および他の毒素を放出します。


            ◆       ◆       ◆

(参考)
昨日のニュースから。
            ◇       ◇       ◇

コロッケの衣から260万倍検出 加工後に混入か 群馬県調査
msn産経 2014.1.7 07:34

 食品大手マルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」群馬工場(群馬県大泉町)で製造した冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、混入が確認された冷凍コロッケ「チーズがのび~るグラタンコロ!」の衣部分から、国が定めた残留農薬基準値の260万倍となる2万6千ppmのマラチオンが検出されていたことが6日、群馬県関係者への取材で分かった。

アクリ社は同コロッケから検出された濃度はこの数値の半分以下と公表していたが、今回の数値については「確認している」と認めている。

 同社によると、マラチオンは7商品9個から検出された。これまで公表した最高値は「とろーりコーンクリームコロッケ」の1万5千ppmで、基準値の150万倍だった。(中略)

混入の過程をめぐっては7商品が別の製造ラインで加工され、包装袋に穴などが空けられた痕跡もないことなどから、商品が1カ所に集められた包装段階で混入した可能性が指摘されている。

今回、同じ商品の衣と中身で濃度が極端に異なることから、加工後の食品を包装する段階で、表面から農薬を散布するなどして混入された可能性が強まった。(以下省略)


冷凍食品に農薬、症状訴え35都道府県で(2014年1月6日23時40分  読売新聞)

冷凍食品農薬検出 原因特定進まず 複数の国から原材料
    東京新聞 2014年1月1日 より一部抜粋

原材料の原産国は米国や豪州、中国、チリなど複数にわたる。原材料の仕入れ業者数さえ「現時点で確認できない」のが現状。包装直前の製品は臭いや目視で確認しており、異常は報告されていない。

 消費者から苦情があった場合の原因調査のため、製品は品目ごとに一日五回、抜き出してサンプル保存。異常は確認されていないが、サンプルは全体のごく一部で、すり抜ける可能性もある。


コロッケ衣から基準の260万倍の農薬 アクリフーズ製
朝日新聞 2014年1月7日11時43分

3パックとも外側部分の濃度が高い結果が出たことで、マルハ社とアクリフーズは「製品を加工後にマラチオンが外側から付着した可能性が高い」という見方を強め、工場の従業員約300人への聞き取り調査を進めている


健康被害、556人が訴え アクリフーズ冷凍食品
朝日新聞 2014年1月8日02時44分
            
            ◆       ◆       ◆

(参考)
「とろーりコーンクリームコロッケ」ではなく、「えびクリームコロッケ」の場合。

着色料・保存料・化学調味料は使っていないと記入されているが、
『人工甘味料』・『酸化防止剤』は使っているとも言える。

尚、他の冷凍食品には、着色料・保存料・化学調味料を使用している。

イメージ 1

(株)アクリフーズ 市販用冷凍食品部門




(2)インサイダー説
         
次は
㈱マルハニチロホールデングス(1334)の株価検討

下記の日経平均株価は、8月に下落し、9月初めに底を打ってから上昇。
但し、マルハの株価は、同じく8月に下落したものの、9月に上昇せず。

これは何を意味するのか?
インサイダーの可能性がある。

即ち、9月早々にマルハは、子会社(株)アクリフーズの有毒冷凍食品の販売を知っており、ある筋がマルハの株を売り抜けるまで発表を控えた?


(図1) 日経平均のチャート
イメージ 2


(図2)㈱マルハニチロホールデングス(1334)のチャート

イメージ 3

                  ◇

マルハのこれまでの動きは普通ではない。
裏に何かがあることは確かである。

                   ◇
消費者への周知、半日遅れ 公表前に商品撤去、アクリ社
中日新聞 2014年1月3日 02時13分

マルハニチロホールディングスの子会社アクリフーズの群馬工場(群馬県大泉町)で製造した冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、アクリ社が昨年12月29日に記者会見で問題を公表する前に、同日朝からスーパーなどに対象食品を撤去するよう通知していたことが、3日までに分かった。

問題発生を把握しながら、消費者への周知につながる会見が半日近く遅れた形。「異臭がする」といった苦情は11月中旬に寄せられており、安全軽視の姿勢が問われそうだ。

アクリ社は「商品回収などで、遅れてしまった」としている。
(共同)

但し、
NHKはイオンに前日の14時に撤去の様子の撮影に既に行ってる

つまり、有力どころには事前に連絡しているが、リスクのある肝心の消費者や、一般投資家には伝えていない。

(参考)
回収するのは同工場で生産していた市販用と業務用の冷凍食品計88品。市販用は42品あり、このうち、33品は商品裏面に製造業者として「アクリフーズ群馬工場」と記載されている。

9品は、イオンや西友、日本生活協同組合連合会のプライベートブランドとして生産し、工場名の表記がない。

            ◇       ◇       ◇

下記は、かまぼことチーズの包装に問題があったからリコールしている。
形の上では包装機と称しているが、この9月時点で、マルハは包装材(パッケージ)の異常を知っていたのではないか。


お詫びと自主回収のお知らせ   平成25年9月4日 

お客様各位 
 
平素は、弊社商品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 
このたび、弊社が販売しております 「マルハ チーズかまぼこ26g×4本入り」「同 おつまみ Beatチーズ in かまぼこ26g×3本入り」の2品につきまして、包装機の不具合による包装不良が発生しため、自主回収させていただきます。 (以下省略)

         


(3)上場廃止の為の茶番説

最も臭いのは、素人考えであるが、

会社名 株式会社マルハニチロホールディングス がこの3月に上場廃止するのであるが、上場株式を買い取るには、株価を低迷させておけば、買取総額は少なくて済む。

処が株価は上昇した。
慌てた株式会社マルハニチロホールディングスは、株価下落のシナリオを練った。

その方法が、全国的な自社グループによる食品事故である。

拠って、今回のマルハ冷凍食品事故は、まさに自作自演の茶番劇である。

下記は、上場廃止と合併を伝える文書。

            ◇       ◇       ◇


                                 平成25年7月29日
        会社名 株式会社マルハニチロホールディングス 
         代表者名 代表取締役社長 久代 敏男 
         (コード:1334 東証第一部) 
                問合せ先 広報IR部長 坂本 透 
               (TEL 03-6833-0826) 
 
当社と子会社5社の合併に関するお知らせ 
 
株式会社マルハニチロホールディングス(以下「当社」)は、本日開催の当社取締役会において、平成26年4月1日(予定)をもって、当社完全子会社である株式会社マルハニチロ水産(以下「マルハニチロ水産」)を存続会社として、

当社、株式会社マルハニチロ食品(以下「マルハニチロ食品」)、株式会社マルハニチロ畜産(以下「マルハニチロ畜産」)、株式会社マルハニチロマネジメント(以下「マルハニチロマネジメント」)および株式会社アクリフーズ(以下「アクリフーズ」)の6社合併を行う方針を決議いたしましたので、お知らせいたします。 

今後、当社は平成26年1月開催予定の臨時株主総会において、合併契約の承認決議を得る予定です。

平成26年3月に当社は上場廃止となる予定ですが存続会社であるマルハニチロ水産は、平成26年4月、東京証券取引所にテクニカル上場する予定です。 

 なお、マルハニチロ水産は、合併に際して商号をマルハニチロ株式会社に変更する予定です。 (以下省略)




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