8月14日午後6時過ぎ、息子と近くの『鶴舞温泉』に入浴後、さて、晩飯はどうしようかとなった。
駅前通りには、家から徒歩10分少々で居酒屋の『魚民』や『いろはにほへと』があるが、『魚民』から二軒西隣の交差点の二階の美味い魚料理の居酒屋(店名忘れる)は休み。そこへ行く途中の魚屋も盆休み。近くの回転寿司『一丸鮨』も、も一つだが、近いのでそこにしようと言ったら、自分で作ると言って、チャリンコで近くのマックスバリュ御門町店(昔のつるまい)に買い物に行った。
色々買ってきて調理をし、さてさて、その中のひとつのメニューが刺身。
それも買いに行ったのが午後7時頃だから、刺身は980円のものが2パックしか残っておらず、然も、それが3割引だという。
「ワァ、なんというものを買ってくるのだ。スーパーの、それも売れ残りの3割引の刺身などは食えたもんじゃない。」と言う私。
大阪では、スーパーの刺身は食べない。普段は隣町・高槻市の商店街の魚屋か、同じくJR高槻駅の松坂屋の地下食料品売り場のものしか食べない。
(半分食べてから、あわててパチリ)
缶ビールを飲みながら、絶望的な気分でいやいやながら刺身を一口。
「おっ、これは珍しい。そこそこいける。」
ふた切れ目、「これは食べれる。」
三切れ目、「これは一体全体、どうしてこうなんだ。」
よく見ると、当初、コスト削減のために、青じその代用としてプラスチックの偽物の上に刺身を載せていると思ったが。
よく見るとその偽の青じそに文字が書かれている。
『生き生きシート』と。
「なんじゃ、これ。」
「ユニチャームの刺身の滲(にじ)んだ水分を吸収するものだよ。」
「ユニチャームって、あのおしめのメーカーかい?」
「そうだよ。」
「ユニチャームの社員は、生臭いびしゃびしゃの刺身を食べながら、尿漏れパットを連想したということか。」
「・・・・・」
✩ ✩ ✩
それにしても、うちの町(大阪府島本町)にグルメシティ 水無瀬店 (イオン)があるが、何故刺身にこの『生き生きシート』を使わないのだろうね。この店は普通でさへ温度管理が悪いから、調理してから間もなくでも刺身が何となく生臭い。
(ユニ・チャーム Gフレッシュマスター活き活きシート)
『生き生きシート』は、一般には1枚5円前後だが、イオンが大量に買うと1枚3円以下になるだろうし、刺身1パックに3枚使ったとしても原価が10円弱アップするだけ。、それで美味しい刺身を顧客に提供できるのに。この方がよく売れるのに。どうやら店主のコスト感覚が違うのではないのかな?
(余談)
16日息子が東京に帰り、私も翌々日の18日には本荘を離れるから、冷蔵庫を空っぽにし、前夜の夕食は、近くのくるくる鮨『一丸鮨 本荘店』に行った。
(住所)由利本荘市御門町88-1
国道107号線(本荘街道)沿い。本田仲町交差点
マックスバリュ御門町店の東へ二軒隣
昨年は魚のアラの赤だし味噌汁が美味かったので、今回も注文しようとしたがメニューにない。それでは、4種類ある味噌汁の中から、クジラの脂身の味噌汁を注文。(280円)
惜しい!
くじらの皮付き脂身を薄く切って豆腐や野菜と煮た熱々の味噌汁なのだが。
くじらの脂身が足りないから、せっかくの味噌汁にくじらの脂身の味がしない。
脂身を倍にし、最初によく煮込んでから具を入れたらぐっと美味しいのに。
一丸鮨 本荘店